WP1にはスーパーホース（以下SH）というものがいます。
突然変異的に誕生し、普通の馬（以下NH）よりも高い能力を秘めている、と言われています。
さてこのSHですが、いったいNHに比べてどこが優れているのでしょうか。
それはスピード、スタミナ、瞬発力の3種類です。
SHはこの3種類の初期値がNHよりも高い状態で入厩してくるので、3〜4歳時はNHに比べて有利になります。
ですがそれ以外はNHとなんら変わりはないので、NHでもレースで結果を出し続ければSHに負けることはありません。
重要なのはSHであるかどうかということよりも、潜在能力の高さです。
しかし1つだけSHが圧倒的に優れている部分があり、それは先に説明した初期値に関係があることなんですが、スタミナです。
SHはスタミナの初期値がNHに比べてかなり高いのです。
そのため、2400mを超えるようなレースでは脅威の強さを見せ付けてくれるでしょう。
これだけだとSHの恩恵はそれ程でもないと思われる人もいるでしょうが、実は潜在能力にも秘密があります。
実はSHの潜在能力というのは両親に関係なく、とあるものによって決定されています。
そう、トニービン×マジックナイトだろうと、メジロアルダン×メイジピュアだろうと、SHになった場合は全く同じ潜在能力なのです。
ではいったい何が関係あるのかというと、ゲーム開始から経過した年数です。
SHの潜在能力基本最低値は125となっていて、1年目（1997年）に誕生したSHの潜在能力最低値は125になります。
以降1年経過するごとにプラス3.9されていき、例えば20年目に誕生したSHの潜在能力最低値は199ということになるわけです。
しかし際限なく上昇していくわけではありません。
SHの潜在能力最低値の上限は234なので、29年目以降はずっと最低値234で固定されます。
最低値というのは潜在能力が最低値に満たなかった場合は、その値まで補正された状態で生まれてくる、ということです。
1年目に誕生したSHの潜在能力が126以上ある場合は、ちゃんとそちらが優先されます。
マイナス補正がかかって125まで下げられるということはありません。
SHは自然誕生以外では、牧童イベントというもので作りだすことができます。
この養殖SH（牧童）は天然SH（自然誕生）とほぼ同じなのですが、潜在能力の決定システムだけ少し違いがあります。
基本最低値125というのは同じなのですが、1年ごとにプラスされる数値が3.8と微妙に落ちているのです。
しかも固定というわけでもなく、125〜現基本値の中からランダム決定、となっています。
養殖SHの潜在能力最低値の上限は233ですが、125〜233という108パターンの中から引き当てるのはまずムリでしょう。
やはり所詮は養殖、天然には敵わないということなのでしょうか…。
ただNHの時点で潜在能力が126以上あるなら、それだけパターンの数は減らすことができますが…。